槍ヶ岳といえば、とにかく登山をはじめら、必ず登ってみたい山NO1といってもいいでしょう。私も数十回は登っていますが、いまだに好きな山の一つです。槍ヶ岳は、1度ならずとも何度も足を運ぶひとが多い山のひとつです。しかし、せっかく登るのにもったいない登り方をしないように、良いコースを品定めしてください。
槍に登るならこのコース!おすすめの5ルート
槍沢から槍ヶ岳+氷河公園|初級・中級コース(2〜3泊)
@上高地…横尾山荘 泊
A…槍沢…槍ヶ岳山荘 泊
B…中岳…氷河公園…横尾…上高地
登山初心者でもっとも易しく登れるといわれる上高地から槍沢のコースですが、大展望の景色は後半のわずかな部分であり、往復というアルプスの醍醐味をすこししか味わえないコースでもあります。それでも、初心者にとってはすごく感動を与えてくれる槍ヶ岳なのですが…。せっかくなら、体力と時間があるのなら、大喰岳・中岳を縦走して、天狗原や天狗池などがある氷河地形の庭園・氷河公園を通過して槍沢に戻る、というコースをオススメします。うまくいけば、天狗池から逆さに写った逆さ槍が見えるかもしれません。若干足場などゴロゴロして悪いところがありますが、クサリ場などのようなルートではありません。
王道だけどやっぱりいい!燕岳から表銀座縦走|中級コース(2〜3泊)
@中房温泉…燕山荘 泊
A…大天井岳…東鎌尾根…槍ヶ岳 泊
B…槍沢…上高地
やっぱりパノラマの展望を味わいながら歩くとなると、ここがベストです。他のコースは、展望もよいけど、足元も悪いので、眺めを楽しみながら、という点では表銀座がベストですね。下山には、上記の氷河公園を経由してもよいと思います。
新穂高から鏡平経由槍ヶ岳 西鎌尾根+東鎌尾根|健脚コース(3〜4泊)
@新穂高温泉…鏡平山荘 泊
A…弓折岳…双六小屋…樅沢岳…西鎌尾根…槍ヶ岳 泊
B…東鎌尾根…水俣乗越…槍沢…上高地
新穂高温泉から鏡平を目指します。逆さ槍を堪能したら、双六経由で、西鎌尾根から槍ヶ岳へ登頂です。下山には、東鎌を歩いて、水俣乗越から槍沢に下ると楽しめます。御前中、表銀座(燕岳からのルート)の歩行者もまだ来ていませんのですれ違いも少ないでしょう。雨の場合は槍沢が無難。
槍・穂高縦走|健脚コース(4泊〜)
@上高地…横尾山荘 泊
A…槍沢…槍ヶ岳…南岳小屋 泊
B…大キレット…北穂高岳…穂高岳山荘 泊
C…奥穂高岳…前穂高岳…岳沢…上高地
やはり、槍・穂高の縦走は憧れですね。どちらから縦走するかは状況次第ですが、上高地発着の場合槍から先に登って下ってくるほうがいいかもしれません。大キレットあたりは緊張しますが、実は前穂高の下りが体力も落ち、気が抜けて事故が多いところですから気をつけます。天候判断は注意深く、いつでも変更できるように対応します。
北鎌尾根から槍ヶ岳|バリエーション(2〜3泊)
@中房温泉…燕岳…大天井岳…大天井ヒュッテ 泊
A貧乏沢…北鎌沢…北鎌尾根…槍ヶ岳 泊
B…槍沢…上高地
一般道ではないバリエーションルートですが、あえて入れます。やはり、槍といえば北鎌、というくらい有名な尾根です。現在は、テント装備なしでも、大天井のヒュッテからワンデイで抜けるというのが主流です。危険箇所・落石など多いですので、まったく未経験の方は行ってはなりません。昨今、ブームのせいで人も多いのですが、それゆえ落石などの危険も高いといえます。慣れていない場合は、せめてガイドツアーを利用しましょう。
槍ヶ岳周辺の登山地図
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