月山登山|歩くなら出羽三山参詣コース

鳥海山と並ぶ名山、月山は出羽三山の最たる山としても、古くから修験道の山としても多くの人が訪れています。
今回は、月山だけを満喫するための出羽三山コースを初級者向けに紹介します。
旅した今回の月山おすすめコース
1日目:庄内空港-羽黒山-月の沢温泉
2日目:-八合目-弥陀ヶ原-佛生池小屋-月山山頂-牛首-月光坂-湯殿山神社-天童温泉(お祭り)
3日目:-庄内空港
県外からは庄内空港利用が便利です
月山には、主に3箇所の登山口から登られています。
今回登った、月山高原ラインからの8合目コース
最短のコースタイムで登れる姥沢からリフト経由のコース
そして、下山に使った湯殿山神社からのコース
このうち最も厳しいのは、湯殿山からの月光坂のルートです。比較的なだらかな月山ですが、月光坂がもっとも急峻で修験道の道でもあります。
せっかくの出羽三山ですので、今回は下山に使いました。
最短のリフトコースは7月までスキーが楽しめる月山スキー場の登山リフトです。
コチラを使う前には月山観光のリフト情報を問合せしておいたほうがいいでしょう。
庄内空港から羽黒山神社 2446段の参詣道を登る

羽黒山は参詣道として、頂上の羽黒山神社まで石段が続いています。
この石段は日本で二番目に多い2446段の石段があります(一番目は熊本の3333段)。
といっても、石段自体が段差がそれほどないので、2時間程度で歩けます。
道中はスギの巨木に囲まれた神域としてすばらしいものがあります。
中でも国宝の五重塔と、途中の展望休憩所である茶店がナイスですね♪
月の沢温泉|北月山荘

初日の宿は、羽黒山と月山の間にある月の沢温泉・北月山荘です。
羽黒山神社に宿坊があるようですが、この付近は最たる温泉地などはなく、すごく庄内の田舎らしさがあってひっそりとしています。
月の沢温泉も、田園の山奥にありました。てか、前にも泊まったことがあることを思い出しましたw
すべて地元の素材で用意してくれる手作り料理がおいしい宿でした。
朝5時半から朝食準備してくれてます!
月山登山|八合目コース〜湯殿山コースへ

羽黒口となる八合目までは月山高原ラインから。
八合目駐車場にはトイレ・レストハウスなどがあり、展望もすばらしいです。
コースは弥陀ヶ原の湿原を通り、比較的なだらかな歩きやすい道が続きます。仏生池小屋から岩のあるゴロ石の道、そして行者返しという岩の重なる急な登りがでてきますが長くは続かず、頂上が見えてきます。
湿原のお花や月山頂上付近の高山植物が楽しめます。
途中の仏生池には小屋があり、休憩・飲み物・トイレなど。比較的開放的。
月山頂上|月山神社

頂上は月山神社となっています。
神社に入るには参拝料が必要。実は、裏手に三角点(1979.8)がありそちらには登ることができますが、ここは、せっかくなので正式な月山本宮にお参りしましょう。
別に祈祷を申請すれば、神主さんに頂上でやっていただけます。
今回は、道中にすれ違った他のグループを案内していた地元ガイドの先達さんが、わざわざきてくれて、一緒に御祈祷してくださいました。
頂上直下には、宿泊可能な月山頂上小屋があります。昼食・トイレも設備がととのっています。
月山登山・湯殿山ルートから下山

下山には姥ヶ岳方面に向かって湯殿山コースを下りました。
頂上付近は急でザレている所が多く、牛首付近からは比較的歩きやすい整備された道です。
姥ヶ岳・登山リフトへの十字路を右へ。トラバースルートを進むと、施薬小屋という避難小屋(トイレ有)、そのうち、小川が流れる水場を経て、そこからいよいよ月光坂を下ります。ちなみに、湯殿山は神社までて、登山の対象として登ることはできません。
月光坂は、急峻で、上部にハシゴがでてきます。ハシゴとしては傾斜が緩いし、手すり付きのハシゴですので、ゆっくり下れば問題なし。
湯殿山に下山すると、ご祈祷場所、境内の参拝バス停があります。
湯殿山神社の仙人沢駐車場まで5分ほど。
マイカー利用なら往復コース。
仙人沢から鶴岡市まではバス1時間30分。
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