穂高岳のコースガイド|おすすめ7ルート
穂高連峰は最高峰の奥穂高岳を筆頭に、前穂高岳・西穂高岳・北穂高岳・明神岳・ジャンダルム・涸沢岳からなる連山で、槍ヶ岳に続いている北アルプスでも人気のある山岳エリア。時期は7月〜9月だが、7月早い時期は残雪に注意。9月下旬頃より降雪もある。近年はヘルメットの着用が標準となっている。アルペンムード満点のおすすめコースを紹介。
穂高に登るならこのコース!おすすめの ルート
初めての穂高なら涸沢カールから往復|中級コース(2〜3泊)
@上高地〜徳沢〜横尾 横尾山荘泊
A〜涸沢〜ザイデングラード〜穂高岳山荘泊(涸沢岳往復)
B〜奥穂高岳往復〜涸沢〜パノラマコース〜徳沢〜上高地
このコースでは、宿泊地が多いので、初日の移動次第で3泊か2泊かになります。穂高岳山荘からは涸沢岳に往復し、翌日に奥穂高岳を往復します。ザイデングラードの登りと下りは落石や滑落事故も多いので、雨天時は十分注意する。歩きに問題なければ、涸沢からパノラマコース経由で帰るとよい。屏風岩の耳まで往復も可能。
北穂高岳|中級コース(2-3泊)
@上高地〜徳沢〜横尾 横尾山荘泊
A〜涸沢〜南稜〜北穂高岳 北穂小屋 泊
B〜涸沢〜パノラマコース〜徳沢〜上高地
北穂高岳にもっとも無難に登るコース。北穂の頂上直下にある北穂小屋にぜひ宿泊して、3000mのパノラマの一夜を過ごすのはぜひおすすめ。ルート上は事故も多いのでとくに下山は注意する。
岳沢から登る前穂高岳〜奥穂高岳縦走|上級コース
@上高地〜岳沢小屋 泊
A〜前穂高岳〜吊尾根〜奥穂高岳〜穂高岳山荘 泊
B〜涸沢〜横尾〜徳沢〜上高地
初日に、上高地・岳沢へ移動しての前穂高岳から奥穂高岳の吊り尾根を縦走するコース。逆コースをとってもよい。岳沢を下るか、ザイデングラードを下るか、いずれも下山に注意。
槍・穂高縦走|健脚コース(4泊〜)
@上高地…横尾 泊
A…槍沢…槍ヶ岳…南岳小屋 泊
B…大キレット…北穂高岳…穂高岳山荘 泊
C…奥穂高岳…前穂高岳…岳沢…上高地
やはり、槍・穂高の縦走は憧れですね。どちらから縦走するかは状況次第ですが、上高地発着の場合槍から先に登って下ってくるほうがいいかもしれません。大キレットあたりは緊張しますが、実は前穂高の下りが体力も落ち、気が抜けて事故が多いところですから気をつけます。天候判断は注意深く、いつでも変更できるように対応します。
奥穂高岳〜西穂高岳縦走|健脚コース(3泊コース)
@上高地〜横尾泊
A〜涸沢〜穂高岳山荘 泊
B〜奥穂高岳〜ジャンダルム〜天狗岳〜西穂高岳〜西穂山荘 泊
C〜新穂高ロープウェイ
奥穂高岳から西穂高岳までの縦走。コースは概ね下りだが、ピークをいくつも超えていく。朝一で奥穂高岳に登頂するので、天候としては、このコースのほうが安定。エスケープは岳沢。
西穂高岳〜奥穂高岳〜大キレット〜槍ヶ岳 大縦走|健脚コース(3-4泊)
@新穂高ロープウェイ〜西穂山荘 泊
A〜西穂独標〜西穂高岳〜天狗岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳〜穂高岳山荘 泊
B〜涸沢岳〜北穂高岳〜大キレット〜南岳〜槍ヶ岳山荘 泊
C〜飛騨沢〜槍平〜新穂高温泉
西穂高から槍ヶ岳までの槍・穂高連峰大縦走。西穂〜奥穂高間は破線ルートのためなれた人向け。素晴らしいコースだが危険も多く、天候など十分注意して慎重に行動しましょう。
前穂高岳・北尾根|バリエーション(1-2泊)
@上高地〜涸沢 泊
A〜5・6のコル〜北尾根〜前穂高岳〜岳沢〜上高地
槍ヶ岳・北鎌尾根とならんですばらしいバリエーションコース。ガイドツアーとして参加することもできます
穂高周辺の地図
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