登山に必要な21個の登山装備|登山用品まるわかり
初めての登山で必要なものを重要度別に掲載してみます。
日帰り装備に付随して、宿泊の場合の装備も追記
3分で分かる登山の装備
絶対必要な21個の装備
ザック・リュック
登山用と汎用とは背負ったときのバランスが違ってきます。たとえ日帰りトレッキングだとしても、登山用のもののほうが疲れにくいのは確かです。
リュックの容量はリッター表示です
日帰りなら20〜25L程度
山小屋1泊なら25〜35L程度
はじめは少々大きめが無難ですが、慣れてくると小さいもののほうが軽量化できます。
雨具・レインウェア
ジャケットとズボンのセパレートタイプで、防水で透湿性がある素材のもの。
ポンチョ不可です。なぜならば風が強いと役に立たないからです。
ゴアテックスという素材のレインウェアが主流ですが、最近はたくさんの防水透湿素材がでています。
初めてみると、かなり高価とおもってしまいますが、快適に歩くのと、安全対策の面でも大切なアイテムですので、思い切ってよいものを選びましょう。
ブランドによる値段差はありますが、ほぼ、値段の差が性能の差となります。
登山靴・トレッキングシューズ
歩くという基本的なものですが、これほど重要なアイテムはありません。
足にあったしっかりとフィットするものを選びます。
初めての場合は、カットが高め(足首まで覆う登山靴)で、ナイロン生地の柔らかい3シーズンモデルが良いでしょう。
必要な装備
防寒具
夏は雨具を兼用にできますが、それ以外に、山頂などで寒くなったら羽織る用に、リュックの中に入れておくウェアです。
フリースやセーター、ウインドブレーカーなど。
帽子・グローブ
服装のところでも記載しますが、帽子は日射病予防のほかに、保温帽子が必要な場合もあります。グローブも手の保護だけでなく、保温、あるいは防水という効果も考慮します。場合によっては二種類用意します。
ヘッドライト
もしものために持ち歩くようにします。災害用にも役に立つし、軽量なので用意しておきましょう。バッテリーは予備もしくは満タンにしておきます。
ザックカバー
雨が降ってきたときに、リュックごとびっしょり濡れるのはしのびないので、ザックカバーというリュック専用の雨具を携行します。リッター表示になっています。
水筒・マグボトル
水分補給ですが、マグボトルにお湯やお茶を入れるのは疲れた体を癒すのにも効果的です。
水の量はどのくらい必要でしょうか?夏場だとだいたい1.5Lから2Lくらいは持っておいたほうがいいでしょう。
春秋は1Lくらい。冬は1L以下でも大丈夫でしょう。
食料
忘れませんよね(笑)
詳しくは、登山の食料のページに記載します
地図・コンパス
登山用の地図です。主な山でしたらコースタイムの分かる山と高原の地図が見やすくてよいでしょう。
日焼け止め・リップクリーム
けっこう重要です。山の日差しは強いので、いまや登山には欠かせないアイテムとなっています。
サングラス
こちらも紫外線対策です。斜光も入らないスポーツサングラスがベストです。
計画書・名簿
登山計画書や緊急連絡先など記した名簿など。
計画書は自宅の控えと同じものを作っておきましょう。
ペーパー類
山でトイレに行く場合に、公衆トイレに紙がない場合も多くあります。また、やむ終えず野外でトイレをする場合に、トイレットペーパーを持っていきましょう(ポケットティッシュは水に溶けないのでトイレットペーパーを使用します)
中の芯を抜いて、ペーパーを二つか三つに分けるとかさばらずにすみます。
保険証コピー・個人情報・筆記具など
怪我などしたときのために。
携帯電話・スマホ
最近は持っておくべきアイテムになりました。もしものときに電話で救助が出来る可能性があります。山ではDOCOMOの電波がよく入るようですが、エリアによって違います。
お金・お財布
お財布をまるごと持っていくのは重いので、慣れている人は小さくコンパクトにまとめています。
ポイントは、小銭要れだけ別にして、出しやすいところに入れておくことです。山のトイレはチップ制ですので、小銭がなにかと出し入れしたりします。
ファーストエイドキット
テーピングや痛み止め、絆創膏など簡単な処置道具
詳しくはファーストエイドの中身を紹介したページをご覧ください
ツエルト・エマージェンシーシート
怪我などして、一夜を過ごすことになったときに心強いアイテム。数名入れるツエルトのほか、軽量化されたエマージェンシーシートなどもあります。
ナイフ・ライターなど
何かと役に立つのでツールとして用意しておきましょう
ビニール数枚
なにかと役に立つものですので、数枚はいれておきましょう。
あったら便利な道具
ストック
使い慣れるまでは腕が疲れるかもしれませんが、足の体力をカバーしたり、膝の衝撃を和らげるのに役に立つアイテムです。1本でも有効ですが、膝や腰が悪いかたは2本使ってみましょう。
レインスパッツ
レインスパッツは登山靴と雨具のジョイント装備として、登山靴に雨の進入を防いだり、ドロ汚れを防いだり、靴の中に砂などが入らないようにするためにあります。保温効果もあるので、暑いときはジャマです。上手に歩くと使わなくてもよいでしょう。
着替え・タオル
通常、着替えなくてもいい人も多いですが、初心者の方はやたらに汗をかくこともあるので、防寒具とは別に着替えやタオルなどをリュックに入れておいたほうがよさそうです。
ガスとコッヘル・コップ類
食事でお湯を沸かしたりラーメンを食べるというときはこれ!小型で軽量なものをチョイスします。
飲み物だけなら保温ボトルにお湯をいれておくと軽量化できます。
虫除け
夏場になればブヨなどが多発することもあります。虫除けはけっこう重要なアイテムかもしれません。
カメラ・時計
スマホがそれを担ってくれますが、山用として防水のカメラや高度計付き腕時計などもあれば楽しめます。
最近はスマートウォッチなども出てきました
ビタミン・アミノ酸・ミネラル類のサプリメント
夏ばてや栄養補給にアミノ酸やビタミン・ミネラル類のサプリメントもあると安心でしょうか。
図鑑やガイドBOOK
本は重いのが難点ですが、花の図鑑などで調べながらいくのも楽しいです。最近はスマホのアプリなども使えます。
双眼鏡・虫眼鏡
遠い景色や野鳥、草花などを観察するのが好きな場合はほしいアイテムですね。山の楽しみ方が広がりますよ
山小屋泊の場合の追加アイテム
着替えセット・防寒具
山小屋で着替える場合は、基本的に下着や靴下でOKと思います。
まさかパジャマはもってこないでしょうが、楽なウェアがあれば快眠できるかもしれません。
追加の防寒具としては、山小屋に着くと寒いこともあるので、インナーダウンやフリースなど夏でも必要な場合があります。
歯ブラシ
山では石鹸や歯磨き粉をつかえないので、歯ブラシだけを持っていきます。
体を拭くタオルは手ぬぐいがおすすめ。小屋の乾燥室ですぐに乾きます。最近はどこの山小屋でもけっこう売っていますので、お土産にもいいかもです。
カイロ
山小屋で眠る時など寒いかもしれないという不安がある場合、冷え性の人にはカイロがおすすめ。衣服に貼れるタイプですよ!